2019年1月29日火曜日

2月号付録「となり・1こ とばしのおと」カード

「となりの音」(2度)、「1こ とばしの音」(3度)が瞬時に分かると、読譜のスピードがぐーんと上がります。
そのトレーニングの手助けになるのが、この「となり・1こ とばしのおと」カードです!



 風船には何の音が入るのかな? 生徒さんとパズル感覚で、楽しくお使いください。

[準備]
音名カードと雲カードを切り離します。
※それぞれ、ラミネート加工をすると長持ちするのでおすすめです。

音名カードの裏面は、日本語音名(ハニホ)と英語/ドイツ語音名になっています

[使い方]
 1.まず、先生が真ん中の風船に好きな音名カードを置きます。
 2.さらに、雲カードで「となり」「1こ とばし」のどちらかの文字を隠します。
 3.生徒は、雲の文字の指示に従って音名カードを並べます。


この場合は何の音が入るかな?
正解!

2019年1月25日金曜日

2019年1月号付録「音程すごろく」

「音程」を楽しく学ぶ教材の第2弾は、すごろくです。前号の「音名/音程」サイコロや「あがる/さがる」カードと併せて使うことで、生徒さんがさらに「音程」マスターに!
「音程」だけでなく、5線上の音符と鍵盤位置をリンクさせるトレーニングにも繋がる、譜読み指導にもってこいのスペシャルな★すごろくです。グループレッスンやお教室のイベントで、ぜひお役立てください。



[準備するもの]
「音程/音名」サイコロ、「あがる/さがる」カード
②すごろくのコマ(一人に付き、以下の2個)
 ・おはじき(直径約1.5cm)…鍵盤図用
 ・ペットボトルのキャップ(直径約3cm)…5線譜用

シールを貼ればオリジナルのコマに!


[遊び方]
 いくつかある遊び方の中から、ここでは一番簡単な「初級編」の遊び方をご紹介します。
 ※「あがる/さがる」カードは使いません。

1.スタート地点を左端(最低音)か右端(最高音)のどちらにするか決め、鍵盤図と5線譜上にコマを置きます。



2.音程サイコロを振り、出た目の音程の数だけ鍵盤図と5線譜上のコマを進めます。
例)スタートが最低音「ソ」、音程サイコロが「4」の場合
→4度上の「ド」までそれぞれのコマを進める


3.スタートした音のもう一方の♣に早く着いた人が勝ち!

「中級編」「上級編」の遊び方は、ムジカノーヴァ1月号(p.81)に掲載されています。ぜひチェックしてみてください。

◆関連ページ
2018年12月号付録「音名/音程」サイコロ&「あがる/さがる」カード

2018年12月号付録「音名/音程」サイコロ&「あがる/さがる」カード

 2018年12月号~2019年1月号では、2号にわたって「音程」を楽しく学べる教材を掲載しています。
「音程」というと、楽典では必須項目ですが、楽譜やテキストで目にすることはあまりないため、導入期の指導では取り入れていない方もいらっしゃるかもしれません。
 でも、「音程」が分かると、譜読みのスピードのアップにも繋がったり、演奏の解釈の幅がぐんと広がったりと、良いことがたくさん! 音符をある程度読めるようになったら、ぜひこの教材で「音程」遊びをしてみてはいかがでしょうか?






[準備]
① 音名サイコロ&音程サイコロ
 1.展開図に沿って切り取ります。
 2.★の部分にカッターで切り込みを入れます。
 3.組み立ててのりしろを貼り合わせたら完成です!



② 「あがる/さがる」カード
 線に沿って切り取ります。ラミネート加工をすると頑丈になるのでオススメです。

表面
裏面
[使い方]
1.「あがる/さがる」カード2枚を裏にして置いておきます。
2.「音名/音程」サイコロの2つをそれぞれ振ります。
3.「あがる/さがる」カードを1枚めくり、指示に従って音名を答えます。

【例】2つのサイコロの目が「ミ」「3」、カードが「さがる」だった場合
 →答えは、ミの3度下…「ド」!

*このサイコロとカードは、1月号の「音程すごろく」でも活用できます。併せてお読みください。

2019年1月21日月曜日

本日発売! ムジカノーヴァ2月号

ムジカノーヴァ 2019年2月号

本日発売!



定価905円(税込)
ご購入はこちらから

[特集]
読める! 弾ける!
これでバッチリ リズム指導

リズム感覚を磨くヒントは ダルクローズ・リトミックにあり!(大城依子)
 
「わらべうた」で初級ピアノ曲のリズムはバッチリ!~遊んで身に付ける音楽の基礎(松下恵子)
 
カード付録を使って 楽しくリズム指導をしよう!(森田 香)

 本誌2018年9~11月号で掲載した、「音価」や「拍子」に関するカード付録の効果的な活用法を一挙にご紹介します。

[今月の1曲] 
ベートーヴェン《ソナタ Op.49-2》第1楽章

[今月の1曲 連動企画] 
◆誌上講座① アナリーゼ(西原 稔)

◆誌上講座② 演奏・指導法(松本和将)

◆練習課題① ソルフェージュ(荒尾岳児)

◆練習課題② エチュード(斉藤浩子)

[トピックス]
これさえ覚えれば怖くない! 確定申告の基本用語集・図解付き(栗原邦夫)
 
Report ムジカノーヴァPresents/ティーチング・プロジェクト神楽坂
「江口文子先生と考えよう ピアノの先生の『自分育て』」
(上田弘子)

こころの距離をギューっと縮める「こころのカード」(馬場一峰)

[連載]
◆楽器ミュージアム(湯浅玲子)
 今月の楽器は「テューバ」です。

◆作曲家の食卓(遠藤雅司)
 第5回は、モーツァルトの大好物です。

◆バッハ《シンフォニア》の美的探究(赤松林太郎)
 今月は「受難」が描かれた第2番に迫ります。

◆『愛は風にのって』~作曲者による楽曲ガイド(田中カレン)
 今月の曲は《8. 雨蛙》。

◆【短期連載】ルデック・シャバカ教授が伝える ヨーロッパ伝統のメソッド(沢 由紀子)

◆スラスラ分かる 和声法学び直し塾(土田京子)

◆ピアノ講師の旬の「お悩み」を解決!教室 改善プロジェクト(山本美芽)
 今月のお悩みは、「発表会で弾き始めない生徒/発表会のマナーについて」。

◆プロ意識を持ったピアノ指導者になろう!~教室運営からレッスン実践まで(益子祥子)

◆全国各地の勉強会より「発達障碍ピアノレッスン情報交換会」From横浜(井上史枝)

◆ピアノをめぐる情景(青澤隆明)

◆音のパレット(江口文子)

◆ばばっち先生の連続講座 ピアノレッスンに心理学を活かそう!(馬場一峰)
 
◆憧れの「即興演奏」の扉を開こう!~あなたにもアド・リブができる~(樹原涼子)


◆楽譜調査室(秋場敬浩)

 ロシアのピアノ楽派を代表する一人、フェインベルクが制作した『こどものためのアルバム』は、様々な音楽表現に触れられる全17曲の曲集です。国内外でフェインベルクの研究者としても注目されている、気鋭のピアニスト・秋場敬浩さんに本書の解説をお願いしました。

◆ピアノの先生のiPad活用術(足立由起子)
 第7回のテーマは、CD音源の活用です。
 
◆楽器店カリスママネージャーが伝える 気持ちがラクになる 教室運営の基本を押さえよう(星野真之)

◆【新連載】音遊びから始めよう~ピアノレッスンにつながる表現の種~(鈴木和子)
 子どもたちの表現意欲を育てるレッスンをしている鈴木和子先生に、導入期から始められるレッスンのアイディアを教えていただきます。


[教材]
◆ハノンクリニック(奈良井 巳城)
 今回はNo.1~30のより踏み込んだ活用のしかたや取り組み方について、ハノンクリニックの教授と准教授が対談! ユニークな対話をお楽しみください。

◆聴いて、味わって、1ランクUPの演奏をめざそう! おもしろ楽典講座(高橋千佳子)
 第10回は、ベートーヴェンが好きな和音その2、「増6の和音」を取り上げます。

◆リトミックでマスター リズムのきほん(大城依子)
 第7回のテーマは「シンコペーション(2)」です。

◆レ・フレール 斎藤守也の 左手のための伴奏形エチュード(斎藤守也/解説:山本美芽)
 今月の曲は《きらきら星》。斎藤守也さんに、アレンジや演奏法についても詳しく伺いました。

[巻末とじ込み]

◆音の宝石箱 for Kids(安倍美穂)

 今月の曲は、『NHK合唱コンクール』課題曲で話題のSuperfly《Gifts》。

◆今月の楽譜
 ピアノ名曲フォーユー 日本を奏でる~やさしい連弾~《ペチカ》(小原 孝)

◆付録
「となり・1こ とばしのおと」カード(森田 香)