2022年4月20日水曜日

本日発売! ムジカノーヴァ 2022年5月号



定価:922円
ご購入はコチラ

[特集]
ピアノ演奏の決め手!
リズム感、拍感の身につけ方

 ピアノ演奏の命ともいえる拍感。そしてリズム感のよしあしも、演奏の魅力を左右します。では具体的に、どのような方法で身につけることができるのでしょうか? 
 そこで、幼少時からの拍感の育て方やダルクローズ・リトミックによる方法、西洋音楽の拍感・リズム感に意識的に変えていく方法、プロのドラマーによるメソッドなど、様々な方法を実践されている先生方にご紹介いただきます。

◆子どもの発達段階に応じたレッスンで 導入期から拍感を身につける(石黒加須美)

◆ダルクローズリトミックからのアプローチ 音楽の「拍感」を体感して演奏しよう(井上恵理)

◆リズムの苦手意識は克服できる~躍動感あふれる演奏のための「拍感」習得メソッド(馬塲マサヨ)

◆本物のリズム感を身につけよう! ドラマーが教えるリズム・トレーニング(長野祐亮)

[今月の課題曲]
リュリ《ジーグ》
(2022年度ピティナ・ピアノコンペティションD級課題曲)

[トピックス]
◆ Report第41回 東芝グランドコンサート2022 反田恭平がジャパン・ナショナル・オーケストラと聴かせた 新たな表情のショパン(道下京子)

◆Interview 村田理夏子&パスカル・ドゥヴァイヨン(道下京子)
→本誌で連載「ドビュッシー《前奏曲集》にチャレンジ!」を手掛けられたパスカル・ドゥヴァイヨン氏がドビュッシー『ピアノのための12の練習曲』(全曲)を、デュオを組む村田理夏子氏がショパン『12の練習曲』作品25(全曲)を演奏するリサイタルが5月に開かれることから、それぞれのエチュードへの取り組み方や芸術性について、じっくりお話を伺いました。

◆スマート奏法 習得術 チナイ式無駄なくピアノを操る極意(智内威雄)

[連載]
____
 学ぶ
 ̄ ̄ ̄ ̄
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(赤松林太郎)

◆【隔月連載】私的ベートーヴェン演奏論(仲道郁代)

→今回は、「《ピアノ・ソナタ第1番》~32曲へと繋がる創意工夫の萌芽」。

◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
→第17回は「脳の働きに沿った新技術がこれからのレッスンを変える?」。

◆ブルクの十八番(オハコ)~ブルクミュラー18の練習曲をひもとく~(春畑セロリ)
→第4回は「第4曲《ボヘミアン》」です。

◆演奏が生まれ変わる! 佐藤卓史のソナチネ講座(佐藤卓史)
→第3回は、「クレメンティ:ソナチネ 作品36-1 第1楽章」。

◆イタリア語のニュアンスで理解する きほんの音楽用語(関 孝弘/ラーゴ・マリアンジェラ)
→今月のテーマは、「音が消えていく世界を表す音楽用語~Calando, Morendo, Perdendosi, Smorzando」です。

◆世界史から読み解く 音楽史(広瀬大介)
→今回は、「ヨハネス・ブラームス(1)~作曲家が愛した故郷ハンブルク」。

【新連載】チェルニークリニック(奈良井巳城)
→『チェルニー30番』を1曲ずつ解説し、練習の目的、取り組み方、練習法などを徹底解剖していく連載が始まります。本誌の前号(2022年4月号)で第1番を取り上げたため、今回は第2番でメロディーの歌わせ方を学びます。

____
教える
 ̄ ̄ ̄ ̄
【新連載】導入期から一人で読めて弾ける子を育てる! あやか先生の読譜指導(永瀬礼佳)
→大好評だった連載『入会2年で音大入試問題が解けるようになる!あやか先生の楽典』の著者・永瀬礼佳先生による「読譜指導」の連載。「ド」が分からない生徒が、自宅で一人で読んで弾けるようになるまでの指導の流れやポイントをじっくり解説していただきます。
 第1回は、「『ドレミファソラシ』の音名の覚え方」。

【新連載】先生像からみえてくる音楽像 作曲家のレッスンを覗いてみたら……(内藤晃)
→歴史上の作曲家たちが「先生」としてどんな指導をしていたかを、弟子や友人などの残した言葉から読み解き、それぞれの作曲家の音楽像に近づくヒントを探ります。

◆石井なをみ先生の 子どもに教えるベートーヴェン《ピアノ・ソナタ》 おもしろ誌上レッスン(石井なをみ)
→第2回は、「第25番 第1楽章②」。

◆練習しない子のための 教材選び(山本美芽)
→第10回は「両手同時奏をはじめる」。

◆A4一枚でまとめよう! トラブルを未然に防ぐ 教室規約の作り方&運用法(古内奈津子)
→今回のテーマは「規約があるのに守っていただけないのはなぜ?」です。

◆ポピュラー音楽指導塾~リズム力をつけよう!~(佐土原知子)
→今回は「ラテン系④タンゴ③」で、レッスン現場でも人気の高い、バンドネオン奏者・作曲家のアストル・ピアソラの作品と、その他掘り出しモノのタンゴ情報もご紹介します。

◆作曲家が贈る 未来のレッスン(樹原涼子/轟千尋/春畑セロリ)
→第3回のテーマは「曲の個性を楽しもう!」で、曲は「泉のほとりには……」(春畑セロリ作曲)。

◆ピアノの先生のiPad活用術~動画編集編~(足立由起子)
→第4回は、「教室紹介動画を作ろう~iMovieの『予告編』の使い方」。

◆御木本メソッドのテクニック指導 幼少期からピアニストの手を育てる(藤田 尚)
→今月のテーマは、「指が広がらない」。

◆バッハ《インヴェンション》が楽しくなるレッスン(福田ひかり)
→今回は、「第6番 ホ長調」の後編をお届けします。

◆3世代で楽しく日本を歌い継ごう わらべうたdeソルフェージュ(井上史枝)
→今月の曲は、「おちゃつみちゃつみ」。

____
楽しむ
 ̄ ̄ ̄ ̄
◆『アーニャの冒険』9.マカロン(田中カレン/ティファニー・ビーク)

◆CD&BOOK(長井進之介)

◆ふたりで弾きたい! ピアノ映えJ-POP連弾(壺井一歩)
→第14回は、SMAPの《Triangle》です。

[巻末とじ込み]

◆楽譜
田中カレン『アーニャの冒険』~9.マカロン
 
◆付録 
Piano作曲家カード⑭
→第14回は、「フォーレ、ネッケ、ヤナーチェク、モシュコフスキ」。