2018年9月13日木曜日

金子勝子先生にインタビュー

 昨日は、Mentor Interviewの取材で金子勝子先生にお話を伺いました。
 金子先生といえば、牛田智大さんを始め、国内外で活躍するピアニストを数多く輩出されているベテラン指導者。今年のピティナ・ピアノコンペティショングランプリ、角野隼斗さんの師でもあります。

 そんな金子先生が指導理念にされているのは、 「どんな生徒にも、必ず長所と短所がある。それを見抜いて、一人ひとりに合った指導をする」こと。
 生徒が上達するためには努力も時間も惜しまないとおっしゃる先生から、指導への情熱や生徒さんへの愛情がひしひしと感じられ、濃密な取材になりました。
 
 掲載は少し先になりますが、1月号(12月20日発売)の予定です。どうぞお読み逃しなく!


11月号のピティナ・特級ファイナルレポート記事に、金子先生からのメッセージを掲載予定です。
こちらもどうぞお楽しみに!

2018年9月5日水曜日

 
ファジル・サイ&新日本フィル「皇帝」&「メソポタミア」の制作発表記者会見に行ってきました。


現在、辻井伸行、レ・フレールとともに「THE PIANIST!」公演で全国を横断中のファジル・サイが、一昨日、すみだトリフォニーホールで記者会見を行いました。


        会見で話すファジル・サイ。演奏姿とはまた違う控えめな雰囲気が印象的でした

「THE PIANIST!」でも《ブラック・アース》他の自作を演奏して圧倒的な存在感を示したファジル・サイ。
 11月9日(金)にはすみだトリフォニーホールで新日本フィルと自作「交響曲第2番《メソポタミア》」を日本初演します。
 トルコ出身のサイが見てきた、この古代文明発祥の地で続く戦争やテロなどの人間悲劇と人間の善き部分への考え・感情を表現した、10楽章55分におよぶ大作で、自身もピアノで参加。また、テルミン等の珍しい楽器が登場することも注目されます。
 会見には、テルミン奏者の滝井由美子さんも登壇。トルコでは、テルミンがオーケストラと共演する機会は日本よりも多いそう。温度や湿度、まわりの物に影響を受けやすく、調律には神経を使うそうです。
こちらがテルミン。モダンな外観で、モーグ社のロゴが付いています。

 コンサートの前半はファジル・サイがベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第5番《皇帝》」を日本で初披露。こちらも楽しみですね!

 作品を生み出すエネルギーはどこから生まれるのか、という記者の質問には、「作曲を通して自身の文化を表現している。音楽は自分にとってのコミュニケーション法で、ピアノがなければ自分は存在しないといえるほどの存在」と語っていました。
《メソポタミア》もそうですが、自作には必ずストーリーがあり、モーツァルトなどのソナタを弾く際も、常に自分の内側でストーリーを感じながら演奏している、とのこと。
 
 ちなみに辻井伸行さんとは、サイさんが2000年にすみだトリフォニーホールに初登場した際に、11才の辻井さんが楽屋に訪ねてきた時が最初の出会い。辻井さんがショパンのバラードやブラームスを弾き、その高度なテクニックと情感豊かな演奏に感銘を受けたそうです。

駐日トルコ大使(中央)も会見に出席されました。左はテルミン奏者の滝井由美子さん


ファジル・サイ&新日本フィルハーモニー交響楽団
ベートーヴェン《皇帝》&ファジル・サイ《メソポタミア》
日時:11月9日(金)19:00開演
会場:すみだトリフォニーホール
出演:ファジル・サイ(p)、イブラヒーム・ヤズィジ(指揮)、チャアタイ・アキョル(バスリコーダー)、ビュレント・エヴジル(バスフルート)、アイクト・キョセレルリ(パーカッション)、滝井由美子(テルミン)、新日本フィルハーモニー交響楽団
問い合わせ:トリフォニーホールチケットセンター03-5608-1212