2018年6月27日水曜日



本日発売!

バロック音楽指導法の虎の巻登場!

厳選10名曲 アナリーゼ/演奏・指導法/ソルフェージュ/エチュード
「これで万全! バロックの教え方」

ムジカノーヴァ編
1,400円+税 音楽之友社




















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『ムジカノーヴァ』で201410月号から取り上げている「今月の1曲」のうち、指導法を知りたいという声が最も高いバロック期の10曲を1冊にまとめました。

 レッスンやコンクールで取り上げられる名曲が多く含まれており、執筆は第一線の音楽学者や作曲家、ピアニスト、教育者が担当。

 各曲とも「アナリーゼ」「演奏・指導法」「エチュード」「ソルフェージュ」によって指導法を徹底的に網羅しています。

 各曲を学ぶ中で、バロック音楽全般の指導についても自信を持って臨めるようになることでしょう。

 さらに、まとまったものが欲しいという要望が多かった「ふりがな付き読み物」も収録しました。

CONTENTS

400年前のチェンバロってどんな音?~「民音音楽博物館」古典ピアノ見学ツアー

Special Interview 杉浦日出夫
「楽しい、面白い」がいちばん大事 よい指導でバロック好きを育てよう

      













撮影―満田 聡


チェンバロをもっと知りたいと思ったら――「日本チェンバロ協会」で最新・良質な情報を!

フランソワ・クープラン(1668-1733) 小さな風車














アナリーゼ(照屋正樹) 作品の創意工夫を分析し、魅力的だと感じる理由を発見しましょう

演奏・指導法(木幡律子) クラヴサン音楽の魅力を現代のピアノで楽しみましょう

ソルフェージュ(荒尾岳児)

エチュード(馬塲マサヨ)

読み物(関根敏子) たくさんの標題曲をつくった フランソワ・クープラン~標題の意味を考えることは、ミステリーの謎解きの楽しみ

ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764) よろこび

















アナリーゼ(中野振一郎) フランス・ロココ音楽の魅力

演奏・指導法(関根敏子) ラモーの鍵盤曲は ドラマティックに表現しよう

ソルフェージュ(茂木眞理子)

エチュード(馬塲マサヨ)

読み物(永田美穂)音楽のために生きた人 フランス・バロック音楽最大の作曲家 ラモー

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759 調子のよい鍛冶屋














読み物(後藤菜穂子) 国際人ヘンデル ドイツに生まれ、イギリス国民に愛された作曲家

アナリーゼ(秋山徹也) 入れ子のような仕組みを理解すれば、自ずとストーリーが表現できます

演奏・指導法(村上隆) ヘンデルらしさを表現するための、思い切った強弱の提案

ソルフェージュ(町田育弥)

エチュード(角野美智子)

クリスティアン・ペッツォルト(1677-1733) メヌエット ト長調

読み物(樋口隆一) どうしてバッハからペッツォルトに変わったの?

アナリーゼ(町田育弥) いかに小節線を越えるか?

演奏・指導法(片山早苗) メヌエットその優美な魅力をアーティキュレーションから

ソルフェージュ(荒尾岳児)

エチュード(根津栄子)

ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750) インヴェンション第1番













アナリーゼ(若林千春) あまりにすごいものは、すぐにはすごさがわからない!

演奏・指導法(岡田敦子) インヴェンションの学習段階で教えておきたいこと弦楽器のボーイングと結び付いた表現

ソルフェージュ(高橋千佳子)

エチュード(永瀬まゆみ)

ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750) フランス組曲第5番~ガヴォット
読み物(佐伯茂樹) バロック時代の舞曲とヴァイオリン

アナリーゼ(浦壁信二) 耳を開いて細かな出来事も感じ取ろう

演奏・指導法(村井頌子) 実際にステップを踏んで、バロックダンスを体感しましょう

ソルフェージュ(町田育弥)

エチュード(横山真子)

アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725) スケルツァンド













アナリーゼ(浦壁信二) たった1ページの曲・・でも、こんなに気づかされます

演奏・指導法(中野振一郎) 18世紀音楽の職人芸的な「型」を理解しよう

ソルフェージュ(今村央子)

エチュード(奥村真)

ルイ=クロード・ダカン(1694-1772) かっこう














読み物(那須田務) なぜ鳥の名前が曲名になったのでしょう?~自然に憧れ、小さくてかわいらしいものが好まれたロココ時代

アナリーゼ(舟橋三十子) カッコウの鳴き声が旋律に!~単純明快で爽やかなロンド

演奏・指導法(水永牧子) ダカン《かっこう》を弾く際のイメージのヒントに繋がるチェンバロ奏法

ソルフェージュ(伊東光介)

エチュード(角野美智子)

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788) ソルフェジェット














読み物(久保田慶一) 父バッハに続き偉大な仕事を残した 次男カール・フィーリップ・エマヌエル

アナリーゼ(秋山徹也) 主要動機と間にはさまれる部分が交互に現れる構成に合う演奏を考えましょう

演奏・指導法(武久源造) 楽曲が持つアフェクトを見出して、柔軟に演奏しよう

ソルフェージュ(伊藤康英)

エチュード(角野美智子)

クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェ(1748-1798) カンツォネッタ













アナリーゼ(町田育弥) 夢見る6度跳躍で始まる小宇宙―美しい秩序をじっくり味わいながら演奏しましょう

演奏・指導法(片山早苗) 小曲に込められた魅力を見つける喜び

ソルフェージュ(伊藤節子)

エチュード(小倉郁子)


2018年6月20日水曜日

【本日発売】ムジカノーヴァ2018年7月号

ムジカノーヴァ 2018年7月号
本日発売! 定価905円(税込)

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[特集]
生徒のやる気がみるみるUP!
練習・宿題の出し方

◆生徒の“弾きたい”気持ちを引き出すレッスン&宿題の出し方(岩瀬洋子)
 
◆効果的な練習と誤った練習~ブルクミュラー25番練習曲を用いて(深谷直仁)
 
◆目標設定→練習計画→達成感のサイクルで 生徒のやる気を倍増させよう(根津栄子)
 
◆モチベーションがアップし自ら練習したくなる!生徒のやる気を引き出す「教えない♪レッスン 」(山田和子)
 

[今月の1曲] 
バダジェフスカ《乙女の祈り》

[今月の1曲 連動企画] 
◆誌上講座① アナリーゼ
シンプルな構成の中に隠された、多くの人を惹き付ける意外な秘密(壺井一歩)
  
◆誌上講座② 演奏・指導法
少女の純粋さとサロンの優雅な様子をイメージしながら、華やかに演奏しましょう(三舩優子)
 
◆練習課題① ソルフェージュ(伊東光介)

◆練習課題② エチュード(永瀬礼佳)

[巻末とじ込み]
◆付録
おんぷすごろく(蔵谷雅子)
 ト音記号の形をしたすごろく付録。アイディア次第でいく通りもの音楽要素を学ぶことができま す。個人やグループレッスンにお役立てください。

おんぷすごろく


[新連載]
◆『愛は風にのって』~作曲者による楽曲ガイド(田中カレン)
今月号から、昨年12月刊行の田中カレン氏書き下ろし曲集『愛は風にのって』全21曲を、作曲者 自身が解説する新連載が始まります。自作のアナリーゼと演奏のアドバイスに、恩師三善晃先生 の教えも交えた特別企画です。第1回の曲は《1. 戯れる春の光》。

◆レ・フレール 斎藤守也の 左手のための伴奏形エチュード(斎藤守也/解説:山本美芽)
人気の兄弟デュオ「レ・フレール」の兄・斎藤守也さんがこれまでに生み出し練習してきた左手 のオリジナル伴奏形を、『ムジカノーヴァ』のために特別公開! 童謡・民謡の伴奏形として楽 しいエチュードにしてくださいました。様々な曲に応用できる左手の伴奏パターンを習得するこ とで、左手を強化し、容易に伴奏付けができるようにもなります。

◆ばばっち先生の連続講座 ピアノレッスンに心理学を活かそう!(馬場一峰)
 少し考え方を変えるだけで、レッスンがずっと楽に、楽しくなります。ピアノレッスンに活かせ る心理学を、毎月一つずつ馬場一峰先生に紹介していただきます。

◆ピアノの先生のiPad活用術(足立由起子)
レッスンに役立つiPadの活用法を、足立由起子先生に解説していただきます。第1回はタブレッ トの種類と選び方です。

◆今月の楽譜
ピアノ名曲フォーユー 日本を奏でる~やさしい連弾~《たなばたさま》(小原孝)
2018年は童謡誕生100周年記念の年。そこで、子どもたちに日本の名曲をきちんと伝えたいという思いから、今月号よりアレンジ楽譜を掲載することになりました。レベルは、親子でも楽しめる導入・初級程度。歌の内容も分かるよう、縦書きの歌詞付きでお届けします。今月の曲は、《たなばたさま》。

[連載]
◆楽器ミュージアム(湯浅玲子)
今月の楽器は「オーボエ&イングリッシュ・ホルン」です。

◆作曲家☆誕生日占い(前島美保)
今月は、かに座のギロックです。

◆Mentor Interview~師の教え、師を語る
 アンドレ・ラプラント(堀江昭朗)
2015年のショパン国際ピアノ・コンクール第2位入賞のシャルル=リシャール・アムランの師とし ても知られるラプラントさん。今回は、表現力を身に付けるためのコツについてお話しいただき ました。

◆【最終回】パスカル・ドゥヴァイヨンの
ドビュッシー《前奏曲集》にチャレンジ!(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 最終回は、《花火》1曲に絞り、練習法を詳細にお届けします。

◆憧れの「即興演奏」の扉を開こう!~あなたにもアド・リブができる~(樹原涼子)
 
◆バッハ《インヴェンション》のすべて(村上 隆)
 今月は、トリルとモルデントの学習が主な目的とされた「第11番」を取り上げます。

◆デュエットゥ かなえ&ゆかり 連弾相談室(デュエットゥ)
第4回は、「連弾の基本的なテクニック②」として、ペダリングのポイント等を教えていただき ます。

◆ピアノ講師の旬の「お悩み」を解決!教室 改善プロジェクト(山本美芽)
第6回のお悩みは、「高齢で病気を抱えた生徒さん」。

◆ピアノをめぐる情景(青澤隆明)

◆プロ意識を持ったピアノ指導者になろう!~教室運営からレッスン実践まで(益子祥子)
レッスン実践編第7回は、「ウォーミングアップレッスンについて」。

◆音のパレット(江口文子)
 

◆楽器店カリスマ マネージャーが、ピアノ教室を“優しく♪”斬る!(星野真之)

[トピックス]
◆世界最大級のクラシック音楽祭ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2018で
CELVIANO Grand Hybrid が示した存在感(長井進之介)

◆Interview レ・フレール斎藤守也(山本美芽)
 
◆Report ヤマハマスタークラス「PIANO CONCERT」(道下京子)

◆Report 古屋晋一「ピアノを習う子どもの保護者のための勉強会」
 

[教材]
◆聴いて、味わって、1ランクUPの演奏をめざそう! おもしろ楽典講座(高橋千佳子)
第3回は「ドリア旋法」と「フリギア旋法」を取り上げます。

◆楽譜
ピアノひよっこちゃんの たのしい歌あそび(後藤ミカ)

2018年6月16日土曜日

ダニエル・シューさんに名伯楽ゲイリー・グラフマン氏の教えについて伺いました。


ダニエル・シューさんにインタヴュー!

昨夜の浜離宮朝日ホールでのリサイタルの余韻も冷めやらぬ中、本日はダニエル・シューさんが音楽之友社にお越しくださいました。


Mentor Interviewの取材で、10才の時から師事しているゲイリー・グラフマン氏の教えについて、語っていただきました。
ゲイリー・グラフマン氏といえば、ラン・ランやユジャ・ワンの師として知られ、自身ピアニストでホロヴィッツの元で研鑽を積んだ経歴ももつ名伯楽。

言葉を尽くして教え込むよりも、生徒一人ひとりの個性を大切にし、それぞれがもつ力を引き出すような導き方をされたそうです。

その他にも、カーティス音楽院や、同じく10才からついたエレノア・ソコロフ先生のことなど、アメリカのピアノ教育のビビッドなお話をたくさんお聞きすることができました。

インタヴューに一緒にいらしたお姉様もカーティス音楽院で学び、今はそこで働いていらっしゃるそうです。
一緒に写真に写っていただけなかったのが残念ですが…

掲載は10月号(9月20日発売)の予定。どうぞお楽しみに!
驚いた表情もキュート!
         ムジクっちょんのこと、気に入ってくださったようです♪